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ゲド戦記

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宮崎監督の息子さんの初監督作品。
お父さんは一切口出しせずに息子さんにお任せしたようです。

私はこの話を聞いて、宮崎駿監督はさすがだな〜と思いました。
だってね、前作の「ハウルの動く城」で、
本当に完璧な映画を作られたから。

代を受け渡すのって、
沢山のお金だってスタッフだって、
そして観客の気持ちだってあり
とても難しい作業だと思います。

そんな複雑な状況の中それを見事にされた感じがしました。

初監督だけあり、沢山の粗さがあるんです。

ストーリーは
男の子が自分の心の闇と向き合い、
克服していくお話。

お父さんだったら、
もっと素敵な映画に仕上てくれただろうなと
ついつい思っちゃいます。

少し説明的な台詞まわしや
使い古されたみたいなくさいセリフ。

アニメだけど、なんだか大根役者揃いなイメージ。

ハウルの時と同じスタッフなはずなのに、

表情も主人公の心の内面を表現したい気持ちは分かるけど
いまいち感が拭えないし。

でもね、それでもね、
いい映画だと思いました。

心に残る映画です。

おすすめ度 ☆☆☆

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