ゲド戦記
宮崎監督の息子さんの初監督作品。
お父さんは一切口出しせずに息子さんにお任せしたようです。
私はこの話を聞いて、宮崎駿監督はさすがだな〜と思いました。
だってね、前作の「ハウルの動く城」で、
本当に完璧な映画を作られたから。
代を受け渡すのって、
沢山のお金だってスタッフだって、
そして観客の気持ちだってあり
とても難しい作業だと思います。
そんな複雑な状況の中それを見事にされた感じがしました。
初監督だけあり、沢山の粗さがあるんです。
ストーリーは
男の子が自分の心の闇と向き合い、
克服していくお話。
お父さんだったら、
もっと素敵な映画に仕上てくれただろうなと
ついつい思っちゃいます。
少し説明的な台詞まわしや
使い古されたみたいなくさいセリフ。
アニメだけど、なんだか大根役者揃いなイメージ。
ハウルの時と同じスタッフなはずなのに、
表情も主人公の心の内面を表現したい気持ちは分かるけど
いまいち感が拭えないし。
でもね、それでもね、
いい映画だと思いました。
心に残る映画です。
おすすめ度 ☆☆☆
« きみに読む物語 | メイン | 8/2 今日のデート-映画Daysの始まり- »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://1marie.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/207